息子が事故に遭ったときの状況と示談までの経過について

運転者の遠方不注意から息子が交通事故に遭遇しました

去年の9月に息子が交通事故に遭遇したときの体験です。 交通事故といっても走行中の車ではないので厳密にいえば交通事故とは言えないのかもしれませんが、当時息子は学校が終わり、家に帰っている途中でした。 日も暮れかかっていたこともあり、車内に人が乗っているとは思っていなかったようで停車中の車の横を特に速度を落とすこともなく走っていたところ、突然車のドアが開き、息子はそのドアに自転車のハンドルを強打しました。 息子はその勢いで転倒し、転倒時に特にケガはなかったのですが、ドアにハンドルをぶつけたと思っていたのが正式には指をぶつけていたようで人差し指がパックリ割れ、かなり出血していました。 すぐに車に乗っていた人が息子のもとに駆け付け、警察と救急車、そして私のところに連絡を入れてくれました。 息子はすぐに手術が必要とのことで救急車ですぐに病院に行くことになりました。 指はぶつけた衝撃で裂傷を起こし、指の骨も骨折していました。 裂傷は手術によって塗ってもらったことに良い出血はある程度止まりましたが、骨折しているため、全治3か月との診断を受けました。 警察には3日後に説明に行くよう指示があったため、その日は治療を終えて家に帰宅しました。

保険会社の言い分に納得いかず、診断書を提出しました。

翌日、事故を起こした当事者がお詫びにこちらを訪れました。 事故を起こしたことはもうどうしようもないので、対応をきちんとしてほしいことだけ伝えて帰ってもらいました、息子は事故のショックで落ち込んでおり、あまり当事者と顔合わせさせたくないと思ったからです。 そしてさらに翌日、相手側の保険会社の担当者から電話がありました。 まずは事故によって指の裂傷と骨折をしたこと、そして治療に3か月必要なことを伝えました。 担当者は後日賠償金について連絡を入れるとのことでその日はそれだけで電話が終わりました。 事故から一週間して担当者から賠償金についての説明があったのですが、賠償金は200万円と、とても納得がいく金額ではありませんでした。 息子はケガによって指の形が元に戻らないかもしれないと医師から説明を受けていたからです。 そこで、医師に相談したところ、診断書を書けば賠償金は上がるかもしれないとのことだったので、診断書を記入してもらうことになりまっした。 息子の指は結局事故後も元に戻らず、指の形が変形してしまったため、後遺障害が認められることになったことも加えて伝えたところ当初の金額から上昇し、350万円の賠償金となりました。 息子の指はいくらお金を積まれても元には戻らないので納得いきませんでしたが、早く事故の処理をしている嫌な気分から解放されたいという気持ちもあって、その金額で承諾しました。 金額で解決できる問題ではないので完全に胸のつかえがとれたわけではありませんが、医師に相談して良かったと思います。