安全運転していたにも関わらず事故、そして自分で示談交渉!

安全運転していたにも関わらず事故、そして自分で示談交渉!

雨、夜、未熟ドライバー、自分が安全運転していても事故は起こる

数年前に対向車との衝突事故を経験しました。 雨の降っている夜、当方は信号待ちから車を発進させた直後で、スピードもまだそんなに出ていない時、先のカーブを抜けてきた対向車に何か違和感を感じました。 一瞬の事であり、雨の夜で見えずらいということもあり、その違和感が何なのかはその時は分かりませんでした。 その直後、その対向車がこちらの車線、当方の車の前方に侵入してきて、ブレーキを踏む間もなく衝突しました。 後で聞いたことも含め状況を整理すると、事故発生場所は少しきつめのカーブ、その先は急な上り坂となっています。 つまり対向車からすると、急な下り坂の後にきつめのカーブとなります。 そんな道路状況を、雨の降っている中、すり減ったタイヤを履いた軽自動車で18歳のドライバーが法定速度を超えるスピードで走っていたそうです。 オーバースピードでカーブに進入し、リアタイヤが滑ったのかコントロールを失い、横滑りの状態でこちらの車線に侵入したようです。 先程述べた違和感というのは、コントロールを失った対向車が普通ではない挙動をしていたために感じたのだと思います。 当方は大型四駆でその正面、相手は軽自動車でその助手席側側面がぶつかりました。 当方はフロント周りがグチャグチャ、タイヤを支えているバネもまがってしまいました。 また、助手席に乗っていた友人は咄嗟にアシストグリップを握ったそうですが、それでも衝撃で前に行ってしまい、鉄製のグローブボックスが凹むぐらいぶつけました。 ただ、こちら側は同乗していた全員に大した怪我はありませんでした。 相手の車は助手席のドアが運転手の足に当たるまで凹み、それにぶつかり大腿骨骨折、頭をフロントグラスにぶつけ出血、また、意識もはっきりしていない様で、その後救急搬送されました。

過失割合が0だったので、示談交渉は自らがすることに!

双方とも任意保険に加入していて、先ず保険会社同士で交渉を始めたのですが、前述のような状況だったので、過失割合は当方0、相手10。 そのため、私の加入している保険会社は、お見舞金などの支払いはしてくれたものの、相手への支払いが無いせいか、示談交渉に参加せず私が直接交渉することになりました。 初めての事故経験で交渉経験も無し、しかも専門的な知識が必要となるため、非常に困りました。 事故や保険に詳しい知り合いを見付けアドバイスを貰いながら進めたので、最終的には納得のいく結果になったのですが、その過程は、困難を極め、ストレスも相当なものでした。 車や積んでいた荷物で壊れたのもの破損状況を確認し、車に関しては納得のいく修理をして貰えるように、自動車修理工場と相手の保険会社と話をする、荷物に関しては購入時期や値段をを調べ、減価償却を考え、いくら支払われれば納得いくのかを自分で判断し、保険会社と交渉する。 こんな風に、慣れないことを、プロの2者としなければなりませんでした。 この事故で、過失割合が0の時、自分の加入している保険会社が示談交渉に参加してくれないということを初めて知りました。 完全な被害者であるにも関わらず、難しい示談交渉を自分でし、ストレスも相当受けなければならない状況になります。 この経験からそれ以降は、保険に弁護士特約を付けるようにしました。

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