交通事故後に弁護士に示談交渉を代行してもらい慰謝料300万円に増額できた

自転車ごと車にはねられるという交通事故に遭った経験談

自転車で横断歩道を渡っていた時に、信号無視した車から追突されてしまいました。 朝の通勤ラッシュの時間帯で車は多かったのですが、信号機付きの広い横断歩道だったのでまさかこんな所で交通事故に遭うとは思いもしません。 ぶつかった衝撃で自転車はグニャグニャに曲がり、私自身も数メートル先に飛ばされてしまいました。 咄嗟に頭を庇うようにして倒れ込んだので顔や頭部に怪我はなかったのですが、脇腹と脚を強く打ってしまってその後の記憶は一切ありません。 後から聞いた話によると、すぐに救急車で運ばれたということです。 すぐに適切な処置を受けることができたおかげで、重篤な状態にならずに済みました。 しかし、内蔵の損傷と右足骨折という怪我を負ってしまい、一ヶ月の入院を告げられることになります。 怪我の回復は順調だったものの気持ちの面で事故のショックをひきずってしまい、しばらくは誰とも会いたくない程落ち込んでしまいました。 また、医療保険に未加入で貯金も乏しい私がどのように治療費を支払えば良いのだろうと、金銭的な悩みも尽きませんでした。 治療費だけでなく退院後の通院費用やリハビリ費用も必要です。 唯一の移動手段だった自転車も新しいものを買わなければなりません。振り返ると、かなり鬱々とした入院生活でした。

交通事故の示談交渉の様子とその結果支払われた損害賠償金について

事故の加害者の代理人が示談交渉のことで病室に来られたのは、入院した次の日のことでした。 私の怪我の状況と壊れた自転車のことを話し、それを補償して欲しいということを伝えました。 後日、保険会社の担当者と直接交渉することになったのですが、最低限の補償を提示されただけです。 これでは、安心して治療を受けることができません。 この説明を受けて、私の不安は募る一方でした。 まさか損害賠償金がそんなに安いとは思いませんでした。 そんな時、同席していた家族からもっと十分な額の損害賠償金をもらうために弁護士に相談することを勧められます。 私自身こういった経験は初めてで交渉にも慣れていないので、弁護士に頼むのが一番だと判断してすぐに連絡をしました。 依頼した弁護士に保険会社側との交渉を代行してもらったのですが、それが功を奏して損害賠償額に変化が見られました。 当初は、入院費と治療費の総額と自転車の弁償だけという話だったのが、それに上乗せして交通費や慰謝料も請求できることになったのです。 結果的に、300万円の損害賠償金が支払われることになりました。 これは、当初の倍以上の金額です。 この結果を受けて、お金のことを一切考えずに治療に専念できるようになりました。 無理をして自分で交渉しないで良かったと思います。