交通事故の損害賠償金について保険会社と交渉しました

駐車場で追突事故に遭って首にムチ打ちの症状が出た話

休日に車でショッピングモールに出掛けた所、駐車場で追突事故に遭ってしまいました。 私一人で同乗者はいなかったのですが、追突の衝撃で車の後ろはグチャグチャに潰れてしまうという大惨事です。 私自身も追突時の衝撃で首に違和感を感じました。 加害者はブレーキとアクセルを踏み間違えたようで、本来進むはずのない方向に急発進して私の車にぶつかった模様です。 すぐに警察を呼び、お互いの保険会社にも連絡しました。 私の感覚ではこちらに過失があるとは思えなかったのですが、実況見分の結果によってどうなるかわからないということです。 もちろん、加害者側の過失が9割以上を占めるのは間違いありません。 しかし、仮に1割でもこちらに過失があるとされたら心情的に不満が残ると思いました。 こちらは車が故障して首がムチ打ちになっているのです。 これで1割でも過失が配分されたら、たまったものではありません。 結果が気になりましたが、首の痛みも心配だったので病院に急行しました。 診断の結果は軽度の首のムチ打ちで、安静にしておかないと完治まで長引くと言われました。 一ヶ月程は様子を見ながら器具で固定して激しい運動を控えなければなりません。 また、首の療養のために鍼灸治療に通うことを勧められました。

保険会社との間で行った損害賠償金に関する交渉内容について

加害者が全ての過失を負うことが決定しました。 後は示談交渉で具体的な損害賠償額を決定するだけです。 私が加入している保険会社の担当者に全ての手続きを任せればいいと思っていたのですが、それは甘い考えでした。 こちらに過失がないと認められた時点で、保険会社の仕事ではなくなるのです。 ここから先は、加害者側の保険会社と直接交渉することになりました。 加害者は自賠責保険の他に任意保険にも入っていたため、その分の損害賠償金をもらうことができます。 ただし、交渉の段階で値引き交渉のようなことが保険会社側から提案されました。 怪我の程度が比較的軽かったこともあるのですが、提示されたのは最低限ラインの額です。 こんな風に保険金を安くされるとは思わなかったのでびっくりしてしまいました。 そして、そのことは逆に私の闘志を燃やすきっかけとなります。 弁護士に相談し、こちらに少しも非がないということと大事にしていた車が故障したショックが大きいということを必死に訴え、損害賠償額のアップを要求しました。 修理ができない程壊れた車は、新しく買い直す必要があるということも忘れずに伝えました。 その結果、首の治療費と新車の代金と慰謝料の合計で400万円の損害賠償金が支払われることになったのです。 自分一人で交渉することになって正直不安でいっぱいでしたが、弁護士に示談交渉を依頼し、結果的にこちらの言い分が通って満足しています。