中学生と主婦の交通事故発生から示談までの長い道のり

中学生と主婦の交通事故が発生の連絡が親の携帯に入る

本屋に行くと出掛けて行った当時中学二年生の息子が家庭で決めた帰宅時間を過ぎても帰宅しなかったので、母である私は心配していました。 当時携帯を持たせていなかったので、連絡することもできず、心配していたところ、私が知らない番号から電話がかかってきました。 胸騒ぎがして、恐る恐る電話に出てみると、「警察です」と最初の一声に震えてしまいました。 大きな事故ではなく、接触事故が信号機のない横断歩道で起きたので、未成年の為、現場に来てほしいとのことでした。 現場につくと割と冷静に対応している息子がいました。 帰宅時間という事で車が渋滞していて、止まっていた車の隙間にある信号機のない横断歩道を渡ろうとしていた息子に気付かず、反対方向から来た主婦の方が運転する車と接触したとのことで、自転車にまたがりゆっくり渡ろうとしていた息子とスピードを出していなかったことが幸いして手首の痛みがあるものの、大事に至りませんでした。 相手にもむち打ちなどの怪我もなく落ち着いていた様子でした。 最初は物損事故として、警察は処理をしていましたが、息子が両手首の痛みを訴えたので、病院で診断書をもらい、警察に提出したら、人身事故に変わり、状況がさらに深刻になっていきました。

時間がかかった示談の踏み込めない中学生と主婦の交通事故

事故後、お互いに保険屋に任せたところ、相手が謝罪する気がなく、中学生が飛び出してきたと言ってきてこちらに非があると訴えてきました。 こちも飛び出して来たらもっと大怪我を負い、下手したら空を飛んでいたと思うと主張しました。 中学生と大人の事故にもかかわらず、相手からは何の謝罪もない上認めない、まして中学生相手に傲慢な態度だったということを保険屋から告げられました。 こちらは自転車の修理代だけで示談と考えていましたが相手の誠意のない態度に不愉快になり、らちがあかないので弁護士をたてることにしました。 間違いなく勝てるとのことでしたが、自転車にまたがっていたため、車両とみなされるのでリスクはあるとのことでした。 自転車からおりて、押していたなら歩行者になったので、１００パーセントだったとのことでした。 弁護士を通しましたが、なかなか折れなかったそうで、かなりの日数がかかりました。 治療費と慰謝料、自転車の物損を含めた50万円でこちらも応じることにしました。 謝罪もないまま、金額に納得は行きませんでしたが、長引く状況に疲れました。 常識のある人と当たらなくてとても残念でしたが、大きな怪我ではなかったことに幸いに思うしかなかったです。